インドネシアの暮らし 生活編

ラマダン(Ramadan)とレバラン(Lebaran)

masjitインドネシアは世界最大のイスラム人口を抱える国。普段はタバコを吸ったり、ビールを飲む人も、1日5回のお祈りをほとんどしないような人も、このラマダンの1ヶ月間だけは別。とても真面目にイスラム教徒の義務を果たします。

※ラマダンはイスラム教の断食月です。イスラム暦では1年は354日、太陽暦より11日早く動くので毎年ラマダンの時期は少しずつ早まります(2004年は10月15日から)。1、アラーへの信仰 2、1日5回の礼拝 3、喜捨・施し 4、断食 5、聖地・メッカへの巡礼の5つの義務の1つで、乳幼児や病人、老人、旅行中の人、妊婦や授乳中、生理中の女性を除き、みんな断食をします(子供は親の判断でできる範囲で)。

※レバランはラマダン明けの特別な休暇のことで日本の盆・暮れ・正月がいっぺんに来たような、それは大切なお休みです。(通常 ラマダン明け前後の1週間~10日くらい休みます。)ジャカルタに住むインドネシア人は地方からの出稼ぎが多いのでこの時期に故郷に帰り 家族や親戚と一緒に過ごしたがります。

街や人の様子 ちょっと困ること
お腹空いてイライラしてるから いつにも増して車のクラクションをよく鳴らすし、運転も荒い。 お互い鳴らし合うから更にイライラ大爆発!事故とかも増えるらしい。全然修行になってないよぉ。
暑いジャカルタで水を飲まないのは、本当に辛い。午後にはみんなぐったりしてるし。道端でしゃがみ込んでる人、大丈夫かなー。 しんどいのは分かるけど、みんな仕事しない。出勤も遅れるし早く帰りたがるし。とにかく集中力はなくなる。経済的損失とかって考えないのかね。
夜6時に断食が終わると食事・食事!
家族みんなでたくさん食べるからスーパーは買いだめで大賑わい。
とにかくお店が混んじゃって大変。便乗値上げとかもあるしね。列車やバス、飛行機も価格が上がります。
帰省の為のお土産や民族衣装など、普段見ない面白い物が売られる。断食明けに食べる為のお菓子もね。 お土産も増えるけど泥棒も増える。あとラマダン中の喜捨は効果が高いらしく、物乞いも増える。
この時期のお祈りは普段の1000倍以上の価値があるとか?あちこちのモスクからアザーンが聞こえてきます。 午前3時ごろ、断食開始前の食事を呼びかける大声が!日中は食べれないからしょうがないけど、うるさいよう~!
飲み屋や娯楽施設等も営業自粛、お店も営業時間が変わったり休みだったり。快楽を求めてはいけません。 飲み屋はいいけど、マッサージは辛いな。あと、レストランに行っても妙に出てくるのが遅いのよ・・・疲れてるのね。
お昼に屋台でご飯食べてる人が。うちの運転手曰く、「彼らはいい加減なムスリムだから」だって。アラーの神様、これでいいの?? 街には「今日は断食」「今日は食べちゃえ」って人がいるくらい適当な国なのに、ランチタイムにビールが飲めなかった×外国人に強制するなぁ~!

いろいろ問題はあるものの、こちらの人にとっては本当に大切な時期。相当イライラすることもあるけど、そこは我慢して寛容に、ね。


メイドさんについて

obachan多くの在イ駐在員家庭では メイド(Pembantu)さんを雇ってる。大きく分けて、「Koki(料理担当)」「Cuci(掃除・洗濯担当)」「Pengasuh(子守)」かな。それぞれの家庭の家族構成や居住スペースなどにあわせて雇う。でも 家族も多くて一戸建てとかなら複数名雇うこともあるけど、ほとんどの家庭では「Pembantu」として1人に全てを任せる場合が多い。
(その方が人間関係なども楽だし。)

1、会社の前任者からそのまま引き継いで雇う。

(ある程度信用できるし、前任者から個別に給与や注意点も引き継がれる。給与を前より下げる事はできないが、よほど個人的に嫌いじゃなければ楽。)


2、友達や友達のメイドさんからの紹介。

(紹介者のメンツもあるので、あまり変な人は来ないと思うが、それでもいろいろある。)3、日本人会や日本食スーパーの張り紙(帰国に際して、自分が雇用してた人がとてもよかったら「是非使ってあげて」と張り紙がされる事がある。紹介までされるくらいの人だから人気がある。)


4、飛び込み営業

(どこから情報を得るのか、新しく引っ越して来た家庭に「私を雇いませんか」と直接営業してくる。特にレバランのボーナスを貰って辞めた人や田舎から出てきた人など。供給過多のメイド業、彼女達も仕事探しは結構大変らしい。)


様々な形で情報を仕入れ、面接、チョバ(試用期間)後本採用・・・なんだけど、この「チョバ期間」がとっても大切なのよねー。ここで性格や相性の見極めをしたり、その家庭のルールを教えなければいけないから。

インドネシアには一度雇用したら簡単にはクビにできないっていう法律があるから個人契約とは言え、本採用後にクビとなると揉める事がある(運転手も同様)。いい人に当たればいいけど こればっかりは分からない!あれこれ言い始めるとキリがないけど、日本ではありえないような“安い給料”で働いてくれる事を思えば とても有り難い存在です。


外国人向けアパートメント

以前は駐在員の住居といえば一戸建てだったらしい。家賃も(日本に比べて)安いし、メイドさんもいるしで、豪華な暮らしを大満喫!でも、最近は治安面や雇用の煩わしさからアパートやレジデンスと呼ばれる集合住宅に住むことが多くなった。

我が家もそう、大人2人ででっかい家があっても持て余すしね。小さめのアパートとは言え166m2!!立派なもんだ。(でも、ほんと小さいよ。200m2、250m2に住んでる友達もいっぱいいます。)


sala我が家のダイニング。もともとモデルルームだったらしく、来た時にはこんなセットが置いてあった。もちろん撤去、普段は何も置いてない。


小さいながらもファシリティはそれなりにある。夕方、貸切状態で一泳ぎするのが日課。いろんな人間関係を観察するにはもってこい。

その他ジムやサウナもあるよ。


生活の足、車について

ジャカルタでは、治安や交通事情の面から絶対車が必要である。この生活必需品の「車」、企業によって社員の福利厚生や対応が全然違うのでもし参考になればと思って知ってる範囲でまとめてみた。


1、車も運転手も会社が用意している。運転手の給与のみ自己負担。


2、レンタカー会社と契約、車と運転手をセットで派遣してもらう。
規定内は会社負担、オーバータイムやチップは自己負担(割高だけど保険やメンテナンスも込みなのでとても楽。)


3、夫の通勤車をシェア、夫が会社に行った後なら自由に使える。
(但し夫の都合優先なので、結構不便だし時間の制約も。)


4、自分で新車・中古車を購入、その費用の一部を会社から補助。
もしくは、無利息で貸付などの制度あり。


5、補助も制度も何もなし、買うなりタクシー使うなり勝手にする。
(うちのだんなの会社はこれ。最悪だぁ~)



などなど、様々なパターンがある。こればっかりは会社規定だからしょうがないよなー。いずれにせよ、車あってのジャカルタ生活。無くては生きていけない、そういうものです。


車といえば、運転手。

運転手さんにもいろんなパターンがあります。


1つの会社で代々家庭車(奥さんや子供の学校への送迎)専門として働いてきた人。会社の運転手として、社員(夫)の通勤からゴルフ場、飲み屋への送迎専門の人。派遣会社で とにかくいろんな人についてあれこれ経験している人。


インドネシア語しか理解できない人、英語や日本語まで理解できる人。まじめな人、すぐチップを請求してくる人、ガソリンを抜いちゃう人、道を知ってる人・知らない人。


いやー、どれに当たるかは雇ってみないと分からないのよね。時々日本食スーパーとかにドライバー紹介の張り紙がある。「帰国に際して次の雇用主を探してます。うちの運転手さんはいい人なのでどうですか?」こういうので探すのも、1つの手だと思う。まあ、会社の前任者から引き継ぐのが一番楽で確実だけどね。


ちなみに、うちのSさんはとてもまじめだけど家庭車の経験はなし、いつも私が地図みてあれこれ指示してます。


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