CUMBEMAYO

Nov 11, 2006

カハマルカ市から南西に22km、クンベ山の山裾にある遺跡群。「聖域(様々な形の巨大な自然岩群・内部には壁画がある)」「洞窟(壁画あり)」「水路(火山岩を掘り抜いた水路)」の3つのパートに大別される。紀元前1000年頃のものと考えられ、遺跡のいくつかはチャビン文化の影響を呈している。一周3時間程度。

カハマルカのアルマス広場を9時半に出発。十数人乗ったワゴンは、一路「クンベ・マヨ(Cumbe Mayo)」に向かう。

ごみと語らうおばさん。 碁盤の目のような町の周りは こんな荒れた砂山と小屋。 貧しい地域が続く。 昨日行ったアポロニアの丘。 平地の中にあんな丘なんて不自然。 もしかして下には古代ピラミッドか 古墳が眠ってたりして。

ワゴンで走ること45分ほど。 やっと見えてきた!

クンベ・マヨとは、紀元前1000年ほどにできたという巨大な奇岩群。 一番高い岩で3650mだとガイドのおじさんが言ってた。

ここからおじさんと一緒に動物園?に突入!

「馬」って。でもラクダでしょ? 「オットセイ(左)」と「亀(右)」?? 「タツノオトシゴ」は分かる、分かる!
「ハト」 ・・・ブーイングの嵐。 満場一致で「象」! 「カタツムリ(前)」と「亀(奥)」

ずいぶん強引な動物もあったけど、ただ歩くだけより面白かったな。

何千年と変わらない風景。 エルネシという高山植物が殺風景な景色に色を添える。 ケチュア語で「土のいらない植物」っていう意味なんだって。 わずかな隙間に根を下ろし、空気中の水分や岩場にわずかに溜まる水で生きていく。

長年の風化でこんな不安定な形に。 「マンコ・カパックとその女性」 と言われてる岩まであった。 ペルー人もご機嫌♪

岩場を抜け斜面を下りていくと、 地元の人が放牧中。

のんびりしていい景色。

ここからはプレ・インカ時代に作られた水路を見て回る。 氷河時代の氷が融け、山には豊富な水があった。 それを聖なる水として遠くカハマルカまで、またはその先にまで 引張っていったという。 5kmで1.5mほどしか傾斜がないらしく 今の技術では絶対不可能なんだとか。 また岩にほんの数cmの水路が何mも掘られたりしてるんだけど、 人が通れないのにどうやって掘ったのか。 本当にすごい。

神殿跡だったのでは? と言われてる場所。 水の勢いを止める為? それとも自分達の技術力を競う為? なぜこんな形に掘られたのか?
おじさんの右手がカハマルカへ、 指差す方はクンベマヨの山を通る。 ほとんど傾斜がないので 藻が繁殖する場所も。 ここで1人水路に落ちちゃった! 滑らない靴は必需品だわ。
水のシンボル、カタツムリの彫刻。 アップでどうぞ。 これはインカ時代の水路。 ずいぶん新しいものですな。
どこまでも続く水路。 岩に沿ったカーブが見事。 インディヘナのおばさんから、チチャロン(豚とポテト)とゆで卵を買う。 さすがペルーの北海道! 生みたての卵は味が濃くて旨いっ! チチャロンの塩加減も最高でした~♪
ところどころもう水が枯れてるのに、 またどこからともなく湧いてたりして不思議。 いやー、なんでここまで 凝った掘り方するのかしら?
インカの前、チムー時代(14~15世紀)の彫刻と言われる。 でも意味は不明なんだとか。 えーっ! まだ行くのぉ?
登って下りてまた上がる。 しかもこんな狭い割れ目! トンネルを抜けると…
・・・別世界、ではなく、 ただ1~2家族が住む平原が。 しょうがないので、 ヤギの赤ちゃんと記念撮影でも。 「ここを通りました~」

この岩の右手からトンネルに入り、 そして左側に回って戻ってくるだけ。 すごくドキドキして穴に入った割りには・・・ あっけないわ(苦笑) 最初は奇岩と水路を見るだけのツアーかと思ってたけど すごく充実したツアーだった。 ガイドのおじさんも質が高く、英語もスペイン語も話す。 足はがくがくに疲れたし、予定よりずいぶん時間もオーバーしてたけど ほんとこのツアーはお勧めっ!

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