チョコラターダ・ナビデーニャ

Dec 17, 2006

『貧しい地域の子供たち5000人を対象に、  クリスマスには欠かせないホットチョコレートとパネトン、  そして食料品の入った袋を一人一人に渡す大イベント』

「チョコラターダ・ナビデーニャ(クリスマスのホットチョコレート)」というイベントに行ってきました。 主催するのは日系のある協会。  この協会は孤児院や養老院を運営・ボランティアをしているのですが、 毎年この時期には日系とか関係なく、貧しい子供たちへのクリスマスプレゼントとして この企画を行ってるそうです。 駐在員の奥さんの会としても毎年この協会には寄付をしていて、 そういうご縁から、今回このイベントを拝見させてもらう機会ができました。

場所は… うー、なんといっていいか、もうリマの果て。 以前「カヤオ」でも危ない地域とか書きましたが、それよりももっと更に奥、 リマ市の地図でも端っこが切れちゃってるくらいの端っこの超貧困地区です。 行きたかったけど、とても一人じゃいけないなーと思ってたら、 車に乗せてくださるというので、ありがたく何人かの奥さんと行ってきました。

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こういう砂山がリマ郊外には延々と広がってます。 上下水道が未整備だったり、電気があってもしょっちゅう停電するような、 そんな貧しい地域です。

chocolate_3この延々と続く長蛇の列! この日の為に何キロも歩いて、何時間も並んで… ほんと頭が下がります。

     

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もう少しで自分たちの順番がくるっ! でも並び疲れてしゃがんじゃう子や親とはぐれて泣く子も。 がんばれっ! もう少しで中に入っておいしいホットチョコレートを飲めるよっ!

     

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やっと順番が来て、孤児院の敷地内に入れた子たち。  一人の子が何度もくるのを避けるために、手にはマジックで大きくバッテンがつけられます。 ここでホットチョコレートとパネトン一切れをもらい、 帰りに食料品の入った袋をもらって、別の出口から出てもらいます。

ほんの30分くらいだけど、パネトンを配るのを手伝わせてもらいました。 うれしそうに微笑む子、黙ったままひったくる様に取っていく子、さまざまです。 毎年のイベントで子供たちにとっては晴れの日なんでしょう。 貧しい地域だけど、服は比較的こぎれいなものを着てる子が多かった。 でも一様に手や爪が汚いんだよね。  お水が貴重だから、この辺の子はお風呂になんて滅多に入らないだろうし。

事前に整理券を配ってあるし、入り口でバッテンをつけるんだけど、 それでも何度でも並んで入ろうとする子も後を絶たない。 係りやボランティアの人に怒られても怒られても、それでももう一度ほしいと思うんだろう。 あと、このイベントは子供のみを対象にしてるんだけど、 赤ちゃんを連れたお母さんが「私にもちょうだいっ!」ってしつこかったりね。 配る側にしたら、一人でも多くの子にって思うんだけど… 難しい。 今日の午前中にも他の地域で同じイベントをしたらしいけど、 午前中の地域では整理券を事前に配れてなかったらしく、結構混乱したって聞いた。 ほんとこの協会でボランティアしてる人たちの苦労を考えたら、頭が下がります。

私たち駐在員の奥さんグループは、いわば「お客さん」なので、 大変な部分はまったく何もせず、ただニコニコとお菓子を配って、ニコニコと途中で失礼してきました。 まあ、それを非難する人もいるかもしれないけど…

それでも「寄付ね。はいどうぞ。」ってお金だけ出すより、 こうして子供たちの顔を見てほんの少しの時間でも同じ空間にいる事は大切だと思う。 一緒に行った奥さん達も、きっと色んな事を感じられた事でしょう。

「チョコラターダ・ナビデーニャ」、 とってもいい日でした。 うん♪

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