TIPON

Jun 23, 2007

ティポン遺跡

標高3400m、インカ時代の遺跡「Tipon(ティポン)」。 本来はケチュア語で「Tinpui(ティンプイ・沸いてくる水)」と言ったらしい。 それが訛ってティポンになったんだって。

「水の遺跡」と言われるとおり、 階段状の広場の横には 見事な水路が作られている。

インカの石の階段。 大掛かりな段を作るより簡単で 効率的に上り下りできる。

平地を流れる時は静かに、滝部分では勢い良く音を立てる水。 水が流れてるのに音がしない=水路に障害となる凸凹がない、という事。 計算しつくした傾斜角度、滞る事なく滑る様に流れる水。 お見事。

隙間なく、正確に組まれた石組み。

あんな山の上にも 砦の跡がある。 星を観察してた? それともティポンを見守っていた? ガイドさんは、瞑想の場所だって言ってた。 色んな事を想像しちゃいます。

以前、「上まで45分だよ」と言われて挑戦したガイドさん、 でも登るのに3時間かかったって怒ってた(笑) そりゃー あんな上、休憩せずには登れませんよー

地元のおじさんが薬草を摘みに来てた。 しばしうんちくを拝聴(笑)

チリチリという薬草。 骨折した場所に貼ると治るって。 ホント?

セレモニーに使われたという場所で 身を清めるガイドさん。

左右に座れるくらいの凹みがあって そこに座って儀式を・・・云々。

ティポンで一番重要な場所へ。

4本の滝

4本の小さな滝。 水はここから 階段状になったティポンの水路に流れていく。

4本の滝を上から見ると、 水路が下手(写真左)に向かって扇状に広がってる。 なんて細かい仕事なんだ!

4本の滝、水路の上は3本・・・ じゃなくて2本の滝。

そしてそして、ここが源泉。 写真じゃ分からないけど、底から水が沸いて たまに小さ~な泡が浮き上がる。 「昔はもっともっと泡が出てきて、その音が Tinpui(ティンプイ・沸いてくる水)の語源になったのよ。」 というお話でした。 なんかすっごく納得♪

インカの階段を上るガイドさん。

遺跡だろうがなんだろうが、草があれば放牧地になっちゃう(笑)

「トウモロコシを作ってた」と彼女らは言うけれど、 トウモロコシの為に、こんなにすごい畑を作るのだろうか? もちろんインカの時代、トウモロコシは聖なる酒「チチャ」の原料として重用されてきた。 神に捧げるためだけの畑があっても おかしくはない。

もしくは農業試験場的な場所だった? トウモロコシ、麦、セバダ(大麦)、アバ(ソラマメ)、キヌア・・・ 今でも高度にあわせて、色んな作物が作られている。 うーん、本当にここはなんの場所だったのか? 気になります~

さて、3時間の山にはとても行けないので、 反対側の丘に登ってみる事に。

なんてきれいな段々畑状態!

こんな神殿跡もあります。 生贄の儀式があったとすれば、 やはりここは神聖な場所って事になるね。

この丘にもインカの水路があった。 もう涸れてしまってたけど・・・

マゲイの花が青空にすくっと伸びて とってもきれい♪

うひょ~! かえる石!(笑) 丘の頂上に、こんなにかわいい石がありました。 いやー、こいつは縁起がいいぜ♪

夕方近くなり、山の陰が広がり始めるアンデスの谷。 急に気温が下がってくる。 さて私たちも行きますか! 正直、ぜんぜん期待してなかった遺跡めぐり でも、とーっても満足でございました♪

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