遺跡のあるチャビンの村は、標高3180m。 1000m以上の標高差をこんなに気軽に上り下りしていいのかしら(苦笑)
入場料を払い、まずは入り口すぐにある博物館へ。
庭には、この遺跡の主神体「Lanzon(ランソン)」のレプリカが。
ランソンは「大きな槍」という意味らしい。
ランソンの・・・開き(笑)
頭はジャガー(もしくは猫科動物)、髪は蛇、そして体は人間。
チャビンで一番古く重要な神さま。
しかし、きちんと下書きして彫ったのなら別だけど、
よくまあこれだけ 左右ぴったりに彫れたもんだ。
顎?や足は若干左が下がってるけど、顔はちゃんと左右対称。
日本の狛犬にもちょっと似てる?
私、結構好きであります。
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| 「Cabeza Clava(カベッサ・クラバ)」 カベッサは頭、クラバは釘。 ほんと、そんな形をしています。 | 博物館内のカベッサ・クラバ。 ランソンのように牙のある物から、まるで人間っぽいのまで。 右端の小さいやつ、耳まである! こんなオジさん、いそうじゃない? |
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遺跡内で発見された石。チャビンの特徴はこの見事な彫刻。ティワナク文化も見事だったけど、こういうのって、他にあまり見ない気がする。
さて、雨もやんだし、遺跡にいきますか!
まずはちょっと位置関係をお勉強。
遺跡は結構崩れているので、この模型をよく覚えましょう♪
模型の右手が北、左手が南です。
北側の旧神殿と南側の立派な新神殿からなり、
旧神殿の前には「Plaza Circular(円形広場)」という半地下構造の広場があります。
この円形広場の外側には地下室があって、
681点にも及ぶ奉納品と思われる土器や、
生贄?の女性やリャマなどの骨や貝も出土したらしい。
ちなみにランソン像は、円形広場上の階段を上がった旧神殿の奥にあります。
ライモンディの石碑」もしくは「杖の神」と呼ばれる石版。
高さ2m、幅74cm。 新神殿付近から出土した。
両手に杖を持ち、頭には何段にもなった冠を被っている。
しっかしのどかな風景だねぇ。
Chavi'n de Hua'ntar(チャビン・デ・ワンタル)」
紀元前1000年~紀元後200年ごろまで栄えたという、宗教都市。
「Plaza Cuadrada(四角い広場)」も半地下構造で、
一辺49.72m四方のほぼ正確な正方形。
雨乞いの儀式が行われた場所。
こちらは地下水路。
この中がどうなってるのか、まだ分かってないんだって。
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| 広場にある階段はとても精巧で 「身分の高い人用」。 | 広場の左右の台の階段は 荒い石造り。 だから一般用。 | 7つのくぼみのある「生贄の台」。 チャビン暦の正月(12月24日)の 星空と、この凹みの位置は 一致してる・・・らしい。 |
「Escalinata Blanco y Negro(黒と白の階段)」
入り口の模型によると、写真奥(北)が黒、手前(南)が白らしい。
(この写真だと、反対に見えるけど。)
黒は悪、闇、罪。 白は善、光、希望。
大地の女神パチャママなど、女性も“白”だったらしい。
そのくせ生贄も女性だっていうんだから、
ツアーの女性陣から、「男も生贄にするべきだ!」という抗議?があがりました(笑)
この階段には、蛇の彫刻が残ってる。
ここが「Castillo(城)」、というか新神殿の壁。
その耐震構造について説明するガイドさん。
「大きな石と石の間に、薄い石をクッションの変わりに置き、
モルタルのようなもので溝を埋める。
すると地震で揺れるたびに押し固まって、返って強度が増す・・・云々。」
こんな感じだったかな?
いずれにせよ、ユンガイを襲った大地震は この遺跡の村をも揺らしたはずなのに、
3000年前の遺跡が崩れてないって事実が 素晴らしいと思う。
インカと違って、石、一つ一つはそんなに巨大じゃない。
でも門の両側だけは、こんなに立派。
門の柱や屋根の裏側には、
鳥や獣の姿をした人間=神があちこちに彫刻されてる。

思いっきり逆光で恐縮です・・・
ぼろぼろになった「Plaza Circular(円形広場)」。
この後ろの階段を上って、ランソンのある迷路へ。
思ってたよりは暗くなかったけど、狭いよ~
アメリカ人さん、大変。
こちらが「Lanzon(ランソンのレプリカ)」。
こんな迷路の奥深く、こんな狭い場所に置くなんて、どうしてだろう?
確かに神秘的にはなるけど・・・ うーむ。
他にも地下迷路が見れる穴があった。
ちょっくら入って探検、探検♪
しかしこの神殿の中、全部こんな風な迷路が張り巡らされてるんだろうか?
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| こんな狭い入り口にした理由は何? | 中は結構広く、入り組んでました。 | 牢屋?生贄の部屋? |
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さてやっと遺跡見学も終わり、帰ることに。 ガイドさん、小さな穴をさして、「ここから出ます。」と。 ひえー なんちゅーとこから帰るんだ? 太ったおじさんなんか、すっごい困った顔してたよ(苦笑)
この穴を抜けて左にいくと、
この遺跡内で唯一の、本物カベッサ・クラバがありました。
こんなところにあるんだよ~♪
こうして、遠い遠い 遥か彼方にある遺跡、 チャビン・デ・ワンタルツアーが終了! ホテルに着いたのは、なんと夜8時半。 「9時から8時間のツアー」と言うのが、最初の説明だったんだけど? まぁ、何事もペルーである。 だんなの熱も下がった事だし よしとしますか。
帰り、明日の氷河ツアーの説明があった。 「寒いですよー」 「手袋や帽子、長靴が必要ですよー」 と随分脅すガイドさん。 長靴はちゃんと貸してくれるんでしょうね~? でも手袋くらいは買っとこうかね。
その辺のお土産屋で、アルパカの手袋s/.4.5をお買い上げ。 うーむ、このざっくりした肌触り、暖か~い♪
星空がとってもきれいなワラス。
部屋から三脚使って5分開放で撮ったけど、
町の明かりがじゃまで残念。
はぁ~ 疲れた~! お休みなさい!