AEROPUERTO MARIA REICHE
(マリア・ライヘ空港)
ナスカ市街から車で約15分。地上絵観光のセスナはこの空港から飛び立つ。今回利用したのはAlas Peruanasという航空会社で、
上空から地上絵を巡る30分のフライトだ。空港税20soles/人を払い、平屋のターミナルで待つこと5分。滑走路へ向かい、6人乗りのセスナに乗り込む。
LAS LINEAS DE NASCA (ナスカの地上絵)
ナスカの広大な線と模様は考古学界で最も謎めいたもののひとつだ。
この地形はペルーでも乾燥した不毛の土地、ペルー海岸部、ナスカ砂漠にある。
かつてマリア・ライヘというその生涯の大半を遺跡の調査と修復に捧げた女性がいた。
彼女の持論では、ナスカの人々は太陽暦と天文観察のためこの線を引いたという。
他には、潤沢な水源を持たないこの一帯の地域性から、水への信仰を表しているというもの、また、
スイス人の作家Erich von Danikenによれば、これらの線は滑走路で、古代のナスカ人が地球外生命体となんらかの接触があったというものまで、
さまざまな解釈がある。
WHALE / BALLENA
それでは、航路に沿って地上絵を眺めていこう。離陸後約3分、ナスカ谷を越えたところに先ずこの「クジラ」がある。
-ポインタを写真の上に重ねると、地上絵の輪郭がわかります-
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TRAPEZOID / TRAPEZES
次は複数のTrapezes(台形)。
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ASTRONAUT / ASTRONAUTA
「宇宙飛行士」。この航空会社の日本語パンフレットでは「ふくろう人間」となっているが、
どこをどうすればこのような翻訳になるのだろう。
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MONKEY / MONO
左に旋回し、しばらく進むと「猿」が見えてくる。
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DOG / PERRO
右に急旋回、中央に見えるのが「犬」。
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CONDOR / CO'NDOR
有名な「コンドル」。デザイン的に最も美しいと思われる。
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SPIDER / ARAN~A
これも有名な「蜘蛛」。
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HUMMINGBIRD / COLIBRI
台地の上に堂々と描かれている「ハチドリ」。
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FLAMINGO / FLAMENCO
ジグザグの嘴を持つ「フラミンゴ」。日本語パンフでは「サギ」。悩む。
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この地上絵はリファーされていないため、名称不明。
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PARROT / PAPAGAYO
「オウム」を見下ろし右旋回。日本語パンフでは「トンボ」。退化していると思うが…。
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LIZARD, TREE, HANDS / LAGARTO, ARBOL, MANOS
最後にパンアメリカン・スールの側に立つミラドールの周囲を旋回し、空港へと戻る。 左から「トカゲ」「木」「両手」。トカゲの絵は道路に寸断されているのがわかる。
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ホテルへ戻り、プールサイドで冷たいビールを。チェックアウトが午後1時なので、地上絵を見た後ものんびりできる。
EL MIRADOR (TORRE METALICA) (展望台)
昼食のあと、タクシーでミラドールへ。ここはマリア・ライヘが地上絵研究のため足繁く通った場所だ。
展望台へは急な階段を上る。鉄骨が思ったより細く、華奢な印象を受ける。
ミラドールからは、周囲の景色が意外と遠くまで見渡せる。
ミラドールから見た地上絵「両手」
「木」とパンアメリカンハイウェイ
上空から見た地上絵は、8年前と比べ僅かだがコントラストが落ちたように感じた。
マリア・ライヘは地上絵の解読より保存が先決と訴え続けていたが、 地上絵に最も詳しい彼女が、またその荒廃に最も心を痛めていたであろうことは想像に難くない。
晩年、彼女は地平線の向こうに何を見ていたのだろうか。