日系移民108周年

Apr 5, 2007

4月3日、この日は「ペルー日系人友好の日」。 ペルー移民が始まって108回目の記念日でした。

近代化の進む明治時代。  急速な社会変化の中、特に貧しい農村部で余剰労働力が生まれました。

人口問題、余剰労働力問題を抱えた国は、 移民先の誇大広告で疲弊した農村から大量の移民希望者を集め、 ペルーやハワイなどに移民を送りました。

しかし移民先の受け入れ態勢はまったくできておらず、また契約内容もいい加減でした。 過酷な労働条件にもかかわらず賃金が支払われない場合も多く、 また栄養失調に加えてマラリアも発生。  死者が続出したものの棺おけも足りず、何人かまとめて葬るという有様。 まさに「地獄のような苦しみ」を味わったといいます・・・

とまあ、歴史問題はここまでにして。

苦労に苦労を重ねて今日の日系人社会を築いた一世の人たちの功績をたたえるための そんな記念日でした。

まず祖先の御霊にささげる「お茶」の儀式。 なんで「お茶」か? うーん、聞かないでください(苦笑) でも裏千家のお偉いサマをわざわざブラジルからお招きしての儀式でしたよ。

次にペルーにある仏教教団、曹洞宗のお坊さんによる法要がありました。 お経・・・ 日本語とスペイン語(笑) お経自体は日本語だったけど、よく「○○の御霊に申したて祀るぅ~」とか言うでしょ? あれがスペイン語でした。 なんか間が抜けると言うかなんというか。 超ゆっくりなので、ヒアリングの勉強にはなったけど。 しかしまあ、ちょっと独特の進化を遂げた?お経のあげ方でしたね(苦笑) (私、曹洞宗じゃないけどお経読めるしある程度分かるんですよね。) 今はカトリックの人も多いし、誰もそんなこと分からないだろうなぁ・・・ いいのか悪いのか。

日系人社会って、とっても先祖を大切にします。 お年寄り、特に一世の人たちを大切にするし、とてもいい事だと思う。

でも現実的には、これから今のような日系人社会はなくなっていくんだろうな。 もちろん日本人の血は入ってりゃみんなずっと日系人なんだけど、文化的にというかね。 2世3世の人は日本語分からない人も多いし、4世5世の若者は完全にペルー人社会に入ってる。 食生活もペルー化してるし、体系もペルー化してる人多いし(笑)

もちろん戦後、移民とかそういうのじゃなくてペルーに住みつく人も多い。 でも彼らはいわゆる日系人とは違うと思うんだよなー 「日本人」のまま、という感じなんだよね。

ここに居る間は この日系人社会に片足のつま先だけ突っ込んだ状態でいると思う。 でも決してどっぷりつかる事はできないし、ありえない。 そんな中途半端な状態だけど、でも日系人というものに対してとっても興味があります。 だから色々みて聞いて、考えていきたいなって思ってます。







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