CHAN CHAN Y HUANCHACO

Apr 07 2007

午後からのツアーは
「Tour Chan-chan(チャンチャンツアー) s/.10」
虹のワカ、博物館、そしてワンチャコ海岸にもいくツアー。
ほとんどの人が、午前中のツアーで一緒だった人達だ。


まずは「Huaca Arco Iris(虹のワカ)」へ。
「Huaca del Dragon(ドラゴンのワカ)」とも呼ばれるこの遺跡、
チムー時代のピラミッド型建造物です。




こういう3本の虹のような線が描かれた絵から
そう呼ばれるの。





入り口が1つしかない。
こういう造りはチムーだけじゃなくインカの遺跡にもあるけど
宗教的な意味合いのある場所には多い特徴。
中に簡単に入れない、中から簡単に出れないということか。






壁には同じようなレリーフが7つ。
子供の生贄が多かったと言うこのワカ、
レリーフにも子供らしき絵があります。






虹に見える線の両端には顔が。
ガイドが、真ん中の動物は「シードラゴン(タツノオトシゴ)」だって。
波模様もあるし、海に関係してるのは確かよね。




「犬」って言ってたけど、
一体どういう姿勢だか(苦笑)

兵士か神官か。
祭り?それとも今から戦うの?


上に行く。
倉庫といわれる仕切られた部屋が上から覗ける。
ここに神に捧げるための食物やスポンディル貝、そして生贄のリャマや子供が入れられてたそうだ。
1~12歳くらいまでの子供の骨が、約80体分ほど見つかったこの遺跡。
子供は生命・多産・再生を意味したらしいけど、かわいそうよね。






こんなところに押し込められたら、どんな気持ちかしらん?






さて、次は博物館へ。
「Museo de Sitio Chan-chan(チャンチャン博物館)」




もうなんというか人がいっぱい!
説明どころか、はぐれないようにするので精一杯(涙)





黒くて光沢があるチムーのブロンズ。
魚や野菜、果物など食べ物を模った
実用的なものが多い。

トトラ舟に乗って漁に出る人。
シンプルだけどとってもリアルで
今にも動き出しそう。



ここから真っ暗な部屋に入り、館内のテープを聞きながら
巨大な模型を見る形式に。
でも、ただでさえヒアリングが難しい上に館内に響いちゃって
ほとんど聞き取れませんでした(涙)






昔はこんな風に都市が広がってた・・・のかな?




さーて、やっとお目当ての世界遺産に。
「Chan-chan(チャンチャン遺跡)」!
ちなみにchanはsol=太陽が昇るという意味。
「たくさんの太陽が昇る=太陽の光り輝く都市」って感じ?








ここも入り口は1つ。高さ6mの壁。

世界遺産に座っちゃダメって。

中の案内はこのお魚クン♪



東京ドーム約500個分、古代都市遺跡として南米最大のチャンチャンは
9世紀~16世紀に栄えたチムーの首都。
人口も約10万人近くというから、驚かされる。






その広大な遺跡の中で、現在見学できるのは、
「Palacio Tschudi(チュディ宮殿)」のみ。
って、tschuってどう発音するんだか(苦笑)
この遺跡の発掘者の名前だそうです。


この地図でいうところの、上、
斜めの線が入ってる場所から、見学開始。






入り口から入ってすぐの儀式の広場(地図、上部分の四角い広場)の壁。
15本の横線は波を表し、下にはラッコが描かれてる。





地図、黄色い部分の壁。
波を表す線と、魚達。
荒波を越えつつ泳ぐ魚の群れ。

こちらはオリジナルのお魚ちゃん。
目つきも悪いし、
随分やせ細ってますなぁ(笑)

こちらは修復されたお魚ちゃん。
随分太りました。
ちょっとかわいくし過ぎ?




地図でいうと、広場の下側に広がる食物倉庫跡。
魚を取る網を模した仕切りが、とっても印象的。
いかにここが、海と深い関係だったかが分かる。
また、この中には40個ほどのオフィス?があって、
交易の拠点として、物の売買、税金なども徴収してたとか。
経済を取り仕切る場所でもあったらしい。




羽を広げてる水鳥?

ペリカンもとってもキュート♪


チャンチャンのレリーフってとってもかわいくて、
多くの子供を生贄にしてた文化だって事を、つい忘れてしまう・・・






深さ5~6mの貯水池(地図、真ん中の横長の長方形部分)。
夜、水面に月が写り、とても幻想的だとか。
月も崇拝していたというチムーの人々、ここでどんな祈りを捧げていたんだろう。




チムー王の墓とされる場所(地図、右下の部分)。
このチュディ宮殿の中でも一番重要な、聖なる場所です。
王の墓の周りには妻1人と43人の従者の、合計44個の墓があり、
その他にも兵士や生贄と思われる人々の骨も見つかっているんだって。


でも、王の墓とされる割には、骨や壷くらいしか見つかっておらず、
黄金の装飾品などは出てきていない。
もともと入れられてなかったのか、盗掘されたのか・・・


この宮殿内で一番海に近い場所(地図の下側が海)に作られており、
チムーと海との関係を 改めて考えさせられる。




さて、チャンチャン遺跡見学を終え、バスに乗って
「Huanchaco(ワンチャコ海岸)」へ。
ここで30~40分の休憩。






トトラ舟が並ぶ海岸。
このCaballito(カバジィート)と呼ばれる舟は
こうしてちゃんと干しても1ヶ月くらいしかもたないんだって。





昨日みたサンタ・ロサ海岸のとは
下の、お尻の部分が違う。
こちらはきゅっと縛ってあります。

昔は全部トトラで作ってたけど
今は発泡スチロールを
浮力にしてるみたいね。

「いつか君を、海の向こうまで
連れて行くよ!」
鼻息まで聞こえてきそうな彼。






今日、最後の漁から帰ってきた親子。
波が結構あるのに、すごく上手に操ってた。






だんなと2人、海を見渡せるレストランの2階へ。
冷えたビールで乾杯して、今日1日を振り返る。


世界遺産チャンチャン遺跡もよかったけど、
月の神殿もすごかったな~!
何年後、何十年後かにもっとあの壁画が復元されたら
もう一度見てみたいと思う。
相当グロイだろうけど(苦笑)


1460~1470年にかけて、このチムーとインカの戦争が起こり、
最後には水攻めにしてインカが勝利した。 そしてインカ軍は、チムーの子供達を自分達の首都クスコに連れて行き、インカ帝国の文化の高さを見せつけて、抵抗しないよう教育したんだって。 海岸沿いの砂漠の都市で育った子供の目には、アンデスの山に広がる緑豊かなインカの都市は、どんな風に映っただろうね。


この後、トルヒーヨにしては珍しい雨が降り、一瞬にして海岸から人がいなくなった。
ふふっ♪ 日傘の代わりに雨傘持って来ててよかった♪


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