HUACA DEL SOL Y LA LUNA

Apr 07, 2007

今日はツアー2本立て。 「Tour Huaca del Sol y la Luna s/.10」 太陽のワカ、月のワカに行くツアーです。 10時半にホテルに迎えが来てバスに乗る。 むっちゃボロボロのバス、普段 1ソルで町中を走ってるヤツ。 さすがに連休中の大安売りツアーだけあるなぁ(苦笑)

ボロボロの車内に、ベコベコの天井。 普段リマで乗るミクロのほうがまだきれい。

聖土曜日の今日。 シャボン玉セットを売るおじさんも 朝から働いてます。 トルヒーヨの町を南下し、わき道へ入る。 周りはアドベや竹で作られた貧しい家も多いのに、 道だけは細いけどしっかり舗装されてて、比較的走りやすい。 トルヒーヨの、この遺跡にかける意気込みを見た気がする。

曲がりくねった細い道を抜けると 前方に小山(太陽のワカ)が見えてきた。 「Cerro Blanco(白い小山)」と呼ばれる山。 この麓に月のワカがある。

「Huaca del Sol y Huaca de la Luna(太陽のワカ、月のワカ)」 モチェ時代のワカ(神殿)を見学。

ペルー犬。 昨日のチクラヨツアーのガイドが言ってたけど、 昔からペルー犬は病によく効くと言われ、 傷口を舐めさせると早く治るとか、 病気の時は、血を飲んだり内臓を食べるとよいと言われたそうだ。 ひょえ~ かわいそうに。 体温の高い犬だから、確かに風邪の時に抱っこしたらよさそうだけどねぇ。

チケットを買い、月のワカへ向かう。 たいした距離じゃないけど、乾燥してるし喉が渇く!

入ってすぐの辺り。 95年の発掘調査の時、大きく崩れてたくさんの犠牲者が出た場所だって。 考古学も命がけだ。

今回のガイドは彼女。 手書きの絵持参で熱心に説明してくれた。 昨日のシパン博物館で見た絵と同じ。 モチェの代表的なレリーフかな?

随分 崩れたところが多く、 残ってるレリーフ1つ1つを見るだけじゃ 全体像が見えないけど、 あちこちに復元想像図が書いてあって、イメージしやすい。

こんな小部屋の中に司祭か呪術師がいて、 貢物を貰ったり、生贄の首を神に捧げたりしてた(ようだ)。

壁のレリーフが今も色鮮やかに残ってる。

創造神アイアパエック。 剥き出した目、牙、波打つ髪。 まさに異形の神
こんなのが何段も見下ろす神殿って さぞや怖かっただろうな~
雨乞いの儀式で、生贄を捧げたと言われる モチェの世界観を表した絵。 虹のような天と天から降るもの(雨?)、 そして首に縄をつけた生贄がいる。 アドベの建築物のお約束。 製作した村ごと、グループごとのマーク。 でもこんな複雑なの描く暇あったら、 アドベ作ったほうがいいのでは?

崩れかかった穴に壁全てに、アイアパエックが描かれてる。

月の神殿の外に出てみた。 ここから500mほど離れたところに、太陽のワカが見える。 基底部223m×138m、高さ23m、 1億3000万個のアドベを使って作られた太陽のワカ。 長い間雨と風に晒され、今はもうただの崩れかかった小山となってる。 両ワカの間からも、色んな遺構が発見されつつあるとか。 現在やっと50%程度発掘できたって。 いやはや、全容解明まで、後どれくらいかかるのかしらん。

月の神殿もまだまだ発掘・修復中。

El Altar Mayor(大祭壇) ここで神官たちが 生贄の首をはねたり血や心臓を取ったりしてた(らしい)。 面白いのは、時代ごとにどんどん絵を上描きしてあること。 パネルの右を見ると、 初期・中期・後期で祭壇の壁画や造りが変わっていったことが分かる。

下からどんどん新しい絵が出てきたら、 さぞや修復作業も大変だろう(汗)

柱があったであろう穴も残ってます。 階段の側面には、黄色い竜?のような生き物も。

さて、外にでてみる。 まだまだ壁画があちこちに残ってて、一つ一つみてると限がな~い!

手をつなぎ、正面を向いて並ぶ人。 槍?を持って行進する兵士。 戦う兵士。

こちら側にも3段に描かれた壁画。

尻尾の生えた竜みたいな生き物が 相手方の兵士?もしくは生贄の首を持ってる図。

でも1段目の絵は、手に魚を持った人。 この時代、魚も生首も平気で同じまな板に乗せてそうで・・・ いや(涙)

この遺跡が完全修復されたら、どれほど素晴らしいだろう。 1000数百年前、ここで行われていたであろう光景を想像しながら、 トルヒーヨ市内に戻りました。

セロ・ブランコを従えた月の神殿。

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