SAN JOSE - CARTAGO (サン・ホセ~カルタゴ-コスタリカ)

PARQUE ZOOLOGICO Y JARDIN BOTANICO NACIONAL SIMON BOLIVAR (シモン・ボリバール国立動植物公園)

元来は1884年に個人により設立された動植物公園。当初は別の場所にあったが、動物の騒音による近隣の苦情のため現在の場所に移動した。 これを母体として、1916年7月5日、ラテンアメリカ独立の功労者シモン・ボリバールの名を冠した国立動植物園として創立され、 その後1994年3月7日、コスタリカ政府から現在の動物園財団(FUNDAZOO)に管理権限が委譲された。目的は市民の環境保護意識の向上。

開園:月~金 0800時~1530時、土日祝 0900時~1630時、12月~2月および7月 0900時~1630時
入園料:大人1000コロン 3歳未満無料

動植物園だけあって、順路にも熱帯雨林の雰囲気がある。右はMono Carablanca(顔の白いサル)。

左:Tuca'n Bicolor(二色オオハシ)。ホンジュラスからコロンビアにかけて生息する。

Coati (ハナグマ)

MUSEO DE ORO Y NUMISMATICA (黄金と古銭博物館/MUSEOS BANCO CENTRAL DE COSTA RICA)

サンホセ市街中心部、Plaza de Cultura(文化広場)の真下にあり、入り口は写真のように半地下式。 1600点に及ぶプレコロンビア時代の発掘品が展示されている(写真撮影不可)。 古銭博物館では、1502年から現在に至る約5000点のコスタリカ貨幣・紙幣関連史料から、この国の貨幣変遷の歴史が伺える。 古銭博物館は1990年、中央銀行頭取ハイメ・ソレラ・ベネットにより発足し、1997年同氏の家族により寄贈されたもの。

開館:年中無休、0930時~1700時
入場料:外国人USD7

MUSEO NACIONAL DE COSTA RICA (コスタリカ国立博物館)

元々はドイツ人自然学者アレクサンダー・フォン・フランツの屋敷であったが、その後1916年から時の政権により 軍事要塞としての改築が始まり、終戦後の1948年、国立博物館に引き渡され、現在に至る。 内部ではプレコロンビア時代の陶器や翡翠などの装飾品を始め、先住民の織物や道具類、 コスタリカに因んだ絵画や彫刻、植民地支配を諷刺した現代絵画や近代の切手・貨幣・武器・写真等の史料が展示されている。写真は中庭に置かれている石球。

開館:火~土 0830時~1630時、日曜 0900時~1630時、月曜休館


 

コスタリカの石球

コスタリカ名物の石球は建物の至る所にある。その製造法や用途は未だ謎とされている。

建物内には幾種類もの蝶が放たれた隠れ庭がある。

PARQUE NACIONAL VOLCAN IRAZU (イラス火山国立公園)

首都サンホセから22kmのカルタゴ市の北東31㎞にある、標高3432mのイラス火山を中心とする国立公園。1955年に制定され、2309ヘクタールの広さがある。イラス火山にはEl Cráter Principal, El Cráter Diego de La Haya, El Playa Hermosa, La Laguna, El Piroclástocoの計5つのクレーターがある。

これは直径1050メートル、深さ300メートルのEl Cráter Principal。

LA BASILICA DE NUESTRA SEÑOLA DE LOS ANGELES (ロス・アンヘレス大聖堂)

その昔、カルタゴに一人の娘がいた。名をフアナ・ペレイラというその若い娘は、1635年8月2日、 薪拾いの途中きれいな泉の畔で石の上に腕に幼子を抱いた「人形」のような石像を見つけ、あばら屋に持ち帰った。 その日の午後、再び森に出かけた娘は、朝と同じ石の上に同じ石像が置かれているのを見て、驚いた。 しかし、娘はそれを別の石像だと思い、再び家に持ち帰ったが、帰宅すると朝拾った石像の姿はどこにもなかった。

次の日も同じ事が起こったため、怖くなった娘は村の司祭、アロンソ・デ・サンドバルのもとを訪れ、 石像を手渡し事情を説明した。司祭は娘から預かった石像を箱に入れ、そのまましまっておいたが、次の日司祭が箱を開けてみると、 石像の姿はなかった。同じ日、薪拾いの途中で再び石像を見つけた娘は、司祭の下へと走った。この石像に不思議なものを感じた司祭は、 石像を村の教会に運び、至聖堂に祭ることにした。次の日、至聖堂を開くと、納めた筈の石像の姿はなかった。 司祭は森の泉へ向かい、この出来事が超自然的なものであること、また石像が聖母マリアの姿てあり、この泉から動きたくないことを悟り、 この場所に礼拝堂を建てることを申し出た。

この石像は20㎝ほどの大きさで、火成岩とグラファイト、翡翠のそれぞれ異なった材料から作られている。 石像の色が黒いことから、親しみを込め「ラ・ネグリータ(黒ちゃん)」と呼ばれている。表情は細目丸顔で、 鼻と口は小さめだ。左腕には幼子イエスを抱き、右手を挙げ祝福のポーズをとるこの「褐色のマリア」像は、現在大聖堂の中央祭壇に祭られている。 フアナが石像を見つけた記念日の前日、毎年8月1日には、22キロ離れたサンホセから巡礼者がこのカルタゴの聖地を徒歩で訪れる。 各国からの巡礼者も含め、昨年は約80万人がこの聖地巡礼に参加した。

大聖堂の敷地内には、フアナがマリア像を見つけた泉が今でも大切に保存されている。水辺奥の石の上には、像のレプリカが置かれている。

人々にとってこの泉の水は「聖水」だ。その場で飲む人、ペットボトルやバケツで持ち帰る人。その人波が途切れる事はない。

コスタリカの旅もこれにて終了。次の目的地はカリブ海の小島、サン・アンドレス島だ。

 

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